選択とは、神か富か、永遠が一時的か、ひとつか多くか、
アートマンかこの世の願望か、ということです。 ひとつの選択は、永遠の生であり、他の選択は、死から死を意味します。 それが奥義なのです。 (スワミ・ラーマ Swami Rama)
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この本を読み理解し実践することで、
アートマン(真我)への長い旅を短縮することができます。 それは叡智への近道であり至福に満ちた道です。 アートマンは実在であり永遠の歓びなのです。 (ナーナ Nahna)
ナーナが監修した本です。
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目 次
まえがき
第1章 カタ・ウパニシャッド
第2章 ナチケータの選択
第3章 宝
第4章 宝を掘り下げる
第5章 死を学ぶ
第6章 目的を持って生きる
第7章 鎖か自由か
第8章 自由への道
第9章 実践、実践、実践
第10章 神聖なる恩寵(おんちょう)
第11章 あの世
第12章 死の超越
第13章 執着からの自由
第14章 わたしは誰か
» 翻訳者、羽沼真理世さんのブログです。
聖なる旅
目的をもって生き 恩寵を受けて逝く
スワミ・ラーマ [著]
羽沼真理世 [訳]
池田直美 [監修]
¥1,728
単行本(ソフトカバー):220ページ
内容紹介
本書は、ヒマラヤにある僧院で、師(グル)の教えに従い、ヨガ体系の様々な修養を修め、その後、師の勧めに従い、東洋の教えを西洋に伝えるべく渡米し、東洋と西洋の橋渡しを務めたスワミ・ラーマが著した30冊余りの著書のうち最後に出版されたものです。
カタ・ウパニシャッドを題材に、死神ヤマと霊性の探求者であるナチケータとの対話を通して、人類にとって最大の謎である生と死の秘密が、次第に明らかになって行きます。
生と死、神と人間、カルマとダルマ、肉体と心について、など、人間が抱く様々な疑問への答えが、ウパニシャッドとヨーガの叡智を通して、それらの知識がない現代人にも分かり易く、明確に説かれています。
(ウパニシャッドとは、インドに誕生し、古くは口伝により、その教えを受けるに相応しい人々にのみ伝えられ現在まで継承されてきた人類史上最も古い霊的な啓示とされているものです)
著者について
スワミ・ラーマ(Swami Rama)(1925―1996)
ヒマラヤから生まれた偉大なる聖者の一人。
インドに生まれ、インドとヨーロッパで教育を受け、ヒマラヤ山岳地帯にある洞窟やチベットで霊的な訓練を受ける。
1969年、渡米。その後、約30冊の本(共著を含む)を著作し、詩人、画家、建築家、音楽家として、また、哲学や科学分野での専門家として知られる。
1971年、米国のペンシルバニア州に『ヒマラヤン・インターナショナル・インスティチュート・オブ・ヨガ・サイエンス・アンド・フィロソフィー』(HimalayanInternational Institute of Yoga Science and Philosophy)を創設
1989年、インドに戻り、デラドンに『ヒマラヤン・インスティチュート・ホスピタル・トラスト(HIHT)』(Himalayan Institute Hospital Trustと Medial College)を創設。
1996年、肉体を去る。